ぼちぼち行こか が伝えたいこと
「ぼちぼち行こか」は関西の方言で、相手のペースを崩すことなく「動き出そう」と誘うときに使う言葉です。そのためこれから、知的や発達に障害を持つ方が「幸せに向かってぼちぼち向かって行こう」と誘うお手伝いをしていこうと思います。
人はみんな成長し幸せに暮らしたいという望みがあります。大好きな人のそばで、笑ったり怒ったり、悩みを乗り越え頑張ったりと、山あり谷ありを経験しながら、満ち足りた人生が作られていきます。ですが、障害を持つ方はその不自由さうえに、そんな普通のことができない場合があります。
例えば、パニック、自傷、他害、物を壊す、泣きやまない、儀式的行為が終わらない、同じことばかりを繰り返し言う、喧嘩ばかりして毎日誤りに行く、等々、障害児者に関わる方は、なぜそんなことをするの?と頭を悩ませることが多いのではないかと思います。
でも実はその悩みには対応方法があるんです。
ヒントは「心」です。その行動を突き動かす「心」を支援すると、問題行動が減り聞き分けが良くなったり成長につながったりすることがあります。
その「心」を支援する方法を理論と実践をもとに体系立てた支援方法を「障害児者心のケア」と言ってます。
この「ぼちぼち行こか」は障害児者が社会から理解してもらい、幸せになるためにこの「障害児者心のケア」を普及する活動を行っていきます。